copy モジュール

2019/03/17

Ansible

 Ansible Documentation

copy – Copies files to remote locations

 機能

管理サーバーから対象ホストへファイルやディレクトリをコピーする

 パラメータ

パラメータ選択肢/
Default
説明
backupno
・ yes
コピー先に dest: で指定したファイルが存在するとき、コピー前にそのファイルのバックアップを作成するかどうか指定する
・ no : 作成しない
・ yes : 作成する
dest
※必須※
-絶対パスで指定したコピー先のファイル名。 src: でディレクトリ名を指定した場合、 dest: もディレクトリ名を指定する
force・ no
yes
コピー先に dest: で指定したファイルが存在する場合、上書きするかどうか指定する
・ no : 上書きしない(コピーしない)
・ yes : 内容が異なる場合に上書きする
group-コピー後のファイル/ディレクトリのグループを指定
mode-コピー後のファイル/ディレクトリのパーミッションを指定する。パーミッションは先頭に 0 を付けた 8 進数で 0644 や 01777 のように指定する。先頭に 0 を付けない場合 '644' や '1777' のようにシングルクォートでくくる。 u+rwx や u=rw,g=r,o=r のようなシンボリックモードで指定することもできる
owner-コピー後のファイル/ディレクトリのオーナーを指定
remote_srcno
・ yes
ファイルを管理サーバーから対象ホストへコピーするのか、対象ホスト内でコピーするのか指定する
・ no
管理サーバーから対象ホストへコピーする
・ yes
対象ホスト内でコピーする
src-絶対パスまたは相対パスで指定したコピー元のファイル名。ディレクトリ名を指定することも可能
validate-コピーする前にファイルの内容を検証するコマンド。ファイル名は引数 %s に設定されてコマンドに渡される

 例

- name: sample.conf をコピーする
  copy:
    src: ./sample.conf
    dest: /etc/sample.conf
    mode: 0644      
- name: 対象ホスト内で /etc/sample.conf を編集用にコピーする
  copy:
    src:  /etc/sample.conf
    dest: /etc/sample.conf.edit
    remote_src: yes
- name: sample.conf をコピーする。コピー先がコピー元と異なる場合はコピー先のバックアップを取る
  copy:
    src:  ./sample.conf
    dest: /etc/sample.conf
    owner: root
    group: root
    backup: yes  

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