fetch モジュール

2019/05/01

Ansible

 Ansible Documentation

fetch – Fetches a file from remote nodes

 機能

対象ホストから管理サーバーへファイルをコピーする

 パラメータ

パラメータ選択肢/
Default
説明
dest
※必須※
-ファイルを保存する管理サーバー上のディレクトリ。実際は指定したディレクトリ内に対象ホスト名のディレクトリが作成され、その中に src: で指定した対象ホスト上のファイルが保管される。src: にパス付きのファイル名の場合、そのパスも含まれる
fail_on_missing・no
yes
src: で指定した対象ホスト上のファイルが存在しない、何らかの理由で読み取れないときのタスクの処理を指定する
・no
タスクが失敗しない
・yes
タスクが失敗する
flatno
・yes
dest: の動作をオーバーライドするかどうかを指定する
・no
dest: の指定のまま
・yes
dest: で指定したフォルダに src: で指定した対象ホストのファイルをコピーする。dest: で指定するディレクトリ名の最後に / を付ける
src
※必須※
-対象ホスト上のコピー対象のファイル
validate_checksum・no
yes
対象ホストから管理サーバーへファイルのコピー後、コピー前後のファイルのチェックサムを確認するか指定する
・no
チェックしない
・yes
チェックする

 例

■ 対象ホストからパス名を維持したままでファイルをコピーする
    - name: 対象ホスト上の /tmp/somefile ファイルを ./fetched フォルダにコピーする
      fetch:
        src: /tmp/somefile
        dest: ./fetched
 dest: で指定したディレクトリの構造
 dest: で指定したディレクトリ内に host 名 - src: で指定したファイルのパス名 のディレクトリが作成され、その中にファイルが格納される
.
└── fetched
     └── node-c0706
         └── tmp
             └── somefile
■ flat: yes を指定して、ファイルだけをコピーする
    - name: 対象ホスト上の /tmp/somefile ファイルを ./fetched フォルダにコピーする
      fetch:
        src: /tmp/somefile
        dest: ./fetched/
        flat: yes
 dest: で指定したディレクトリの構造
 dest: で指定したディレクトリ内に src: で指定したファイルが格納される。ホスト名や src: で指定したファイルのパスは含まれない。
.
└── fetched
     └── somefile
■ fail_on_missing: no を指定して対象ホスト上にコピー対象のファイルがない場合でもエラーにしない
    - name: 対象ホスト上の /tmp/oterfile ファイルを ./fetched フォルダにコピーする(失敗してもエラーにしない)
      fetch:
        src: /tmp/otherfile
        dest: ./fetched/
        flat: yes
        fail_on_missing: no

カテゴリー

目次

QooQ